過去のご相談と解決例 ケース5
<ご相談内容>
「妻が死にたいと言い、目を離せません。原因にも心当たりはなく、本人も正常に戻っているときは、なぜ死にたくなるのかわからないと悩んでいます。
何の前触れもなく、急にこんな状態になってしまいました。」
まだお若いご夫妻で、結婚して数年、幸せいっぱいの時のはず。
子どもさんも幼く可愛いさかりの女の子。
ご本人も、いつ、奥さんが死にたい!と言いだすかと思うと不安で、仕事に行くこともできなくなってしまったという、緊急を要する内容でした。
<原因>
やはりオフィスに来て頂ける状況ではなかったため、私がご自宅に伺いました。
玄関まで迎えに出て下さったご夫妻、ご主人は不安でいっぱいなのは勿論でしたが、奥様の顔色が、もう土気色で精気が弱く、崩れる寸前の心にあるのが、一目で見てとれます。
そう、憑依を受けていたのです。探ってみると、女性の霊魂です。
数か月前、とある観光地を訪れたこのご一家が、あまりにも幸せそうに見え、不幸のまま自死するしかなかった女性の霊魂は悔しさとうらやましさで腹が立ち、この奥さんを不幸にしてやろう、家族を不幸にしてやろうと思ったそうです。
奥さんが死んでしまえば、この一家は不幸になる!
そう考えて、奥さんに憑依して、帰宅し、奥さんに自殺を促していたようです。
<解決方法>
まず、女性の霊魂に、道理を説いて聞かせ、奥さんから除霊して、引き離しました。
その後、この女性の霊魂が二度と同じ過ちを犯さぬように、この霊魂自身を行くべき世界へ、仏様の足元へ旅立つように、浄霊して送りました。
除霊、浄霊は完了した時点で、奥さんの表情は、がらりと変わりました。
ほんのりと赤みもさし、生き生きとした、精気の戻った笑顔は、幸せな奥さん、お母さんに戻っていました。
あと少しご主人の相談する勇気、決断が遅れていたら・・と思うと、冷やっとするばかりでした。何せ、このお宅はマンションの11階のお部屋でしたから。
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